レオパレス21から株主優待が届きました。施工不備問題で今後はどうなる?

レオパレス21から株主優待が届きました。
今回は国内ホテル50%割引の有効期限が短くなっています。

レオパレス21が保有しているホテルの譲渡のため、今後はホテル50%割引は無くなります。

財務体質が悪化が原因のようです。

優待は何がもらえるの?

1、レオパレスリゾートグアム宿泊無料券

  • 100株以上 3年未満保有 2枚
  • 100株以上 3年以上保有 3枚

2、300株以上は賃貸管理物件入居時費用の割引と建築請負工事費用の割引

国内ホテル宿泊50%割引は次回より廃止になりました。

施工不備問題について

レオパレス21から送られてきた資料をみると、

  1. 小屋根等界壁の施工不備
  2. 外壁仕様の不適合
  3. 界壁仕様の不適合
  4. 天井部仕様の不適合

の四点が挙げられていました。

レオパレスに住んでいた時期がありましたが、確かに音がバンバン響いてくるのは感じてました。

不備が明らかになっている棟数は37968棟、改修工事完了棟数は880棟数とのことです。

改修工事が完了するのはまだ先のようです。

失われた信用を取り戻すのには、もっと先になりそうですね。

売上高と利益

施工不備問題で入居率の低下とアパート建築請負が低迷し売り上げが減少。

決算短信を確認すると現金が200億円減って、流動負債に改修費用として500億円が引き当てられています。

目も当てられないような状況です。



コメント

改修工事の完了が見通せない状況となっており、更なる改修工事費用の拡大と財務体質の悪化が懸念されます。

仮に改修工事が完了しても、入居率が低迷したままでは、サブリースで請け負った一定額の賃料保障があるため、資金が流出してしまうとのことです。

優待目当てで購入した株ですが、施工不備問題で大きく株価が下落しています。

レオパレス21が今後復活するかは不明ですが、購入金額はそれほど多くなかったので、そのまま保有していきます。