安全でお得な優待銘柄の見分け方

魅力的な優待品ってありますよね。
私はよくそんな優待品につられて株を購入してしまうことがありますが、株を買った後に、不祥事を起こして株価が暴落したり、優待がなくなったりとひどい目にあったこともあります。

絶対に安心な銘柄なんてありませんが、少しでも安全な銘柄を選びたいですよね。

今回は安全でお得な優待銘柄の見分け方を紹介します。

割安株を狙う

優待株を購入する基準として、現在の株価が安いかということが重要になります。
株価が高いと、売られるリスクがあり、売られたときは含み損を抱えてしまうこともあります。
いくら株主優待を得られたとしても、株価が下落して損を被ってしまっては元も子もありません。

最低限の指標を確認し割高銘柄は排除しましょう。

一般的に使われている指標

  • PER(株価収益率)15以下
  • PBR(株価純資産倍率)1.5以下

目安として使用しましょう。

ただし、PER,PBRが割安だからといっても業種でも差があったり、いつもでも人気のない会社かもしれません。

PER,PBRがどのように推移してるかが重要になってきます。

借金が少ない

一般的には借金がない方が倒産の確率は低くなります。

注目するデータは自己資本比率です。

  • 自己資本(返済不要の資本)÷総資本(自己資本+他人資本)

で算出されます。

数値が高い方が会社が安定していると判断できます。

自己資本比率40%以上が目安です。

しかし、逆に借金ができないから自己資本が高い会社になっていることもあるので、絶対に倒産しないわけではないです。

使える優待か考える

もらった優待品が全く使えないということもあります。

  • お店の無料券をもらったが、家の近くにお店が無いのでつかえない。
  • ゴルフはやらないのに、ゴルフ場の割引券が送られてくる。
  • 特別宿泊優待券がきたが、通常の価格と同じだ。
  • 男性なのに女性物の服が送られてきた。

人それぞれに使える優待も変わってくるとは思いますが、
自分にとって本当に使える優待なのかを吟味する必要なありますね。

まとめ

まとめるとこんな感じです。

  • 指標を使って、割高株を買わないようにする。
  • 借金が少ない会社を選ぶ
  • 使える優待品かを考える