知ってます?株を買うお得な曜日がある事を。

2019年11月17日

あんな株、こんな株、いろんな銘柄がありますが、
よし!「この銘柄を買おう」と思ってる方。
ちょっと待ってください。

実は株曜日があるのです。(勝手に名前付けました。)

過去のデータを解析してわかったことですが、株を買ってもいい曜日があります。
逆に買っては悪い曜日もあります。

その辺のとこ説明紹介していきますね。
参考にしていただければ幸いです。

1949年からの日経平均株価では火曜日と水曜日だ。

それでは過去の日経平均株価のデータを分析しました。

分析期間 1949年~2019年途中まで
日経平均株価終値をベース

その曜日の終値で買って、次の日の終値の上げ下げを見ていきます。

例えば、

  • 月曜の終値 500円で買う
  • 火曜の終値 550円で売る。
  • 利益は50円
  • 上昇率 10%

各曜日ごとに上昇率、下落率を積算していったグラフになります。横軸は年です。

数値にするとこんな感じです。

曜日 積算利回り
月曜日 -61.4%
火曜日 253.5%
水曜日 244.2%
木曜日 103.5%
金曜日 81.0%

火曜日と水曜日は右肩上がりのグラフになっています。
わかりにくいですが、単純に100%で2倍になります。

火曜日ですと250%なので、3.5倍になったということでね。
水曜日も244%ですから、火曜日と水曜日を合わせると、7倍になります。
この数字から、株曜日は火曜日と水曜日になります。

逆に月曜日は買ってはいけない日です。
-61%ですから、元本が約半分になってしまいます。

ここ10年間ではどうなの?

1949年からのデータでは古すぎるし、人も変わってる、取引の環境も違うので信用できない。
と思う人もいるでしょう。私もそう思います。

それでは、10年前からのデータで見てみましょう

曜日 積算利回り
月曜日 -13.3%
火曜日 65.1%
水曜日 23.3%
木曜日 35.2%
金曜日 9.0%

となりました。
火曜日が一番いい数字になりました。
傾向としては1949年からのデータとそれほど変わりが無いように感じます。

株曜日は火曜日に決定

1974年からのデータと10年前からのデータを比較しましょう。

曜日 1974年~ 過去10年間
月曜日 -61.4% -13.3%
火曜日 253.5% 65.1%
水曜日 244.2% 23.3%
木曜日 103.5% 35.2%
金曜日 81.0% 9.0%

悪い日は月曜日で1949年からのデータと同じ結果です。
月金の休み明けと休み前はよくないデータですが、何か関係あるのかな?

とにかく、火曜日の結果が長い目でみても過去10年間のデータでも良い結果となりました。

株曜日は火曜日に決定です。

おすすめしない曜日は月曜日と金曜日です。

月曜は唯一マイナスになった曜日です。
1949年の日経平均株価は174円でした。
現在は130倍の23,000円になっています。
それなのにマイナスになってしまうので、買っていけない曜日決定でしょう。

買っていけない曜日

  • 一位 月曜日
  • 二位 金曜日

コメントと注意点

データは曜日ごとにまとめた結果です。

試行回数が多く、一回の利回りはものすごく小さくなります。
単純に火曜日に買って、水曜日に売るを繰り返しても、手数料で利回りは食われてしまいますので、注意してください。

1949年の日経平均株価から現在130倍になっているなら、ずっと株を保有してれば良いじゃないかと言われそうですが、あくまでも「どの曜日に株買えばいいかなぁ」という視点からの記事であり、曜日にちょっとした偏りがあるという内容です。

投資は自己責任でおねがいしますね。