日本航空の業績回復 – コロナ前までの水準には遠く及ばないものの、利益が出る体制への回復が進む

本日は、日本航空(コード:9201)の業績について分析しました。売上高、営業利益、国際旅客数、国内旅客数のクォーター毎のデータを折れ線グラフにまとめ、新型コロナウイルスの影響を受ける以前の状況と現在の状況を比較してみました。

分析の結果、現在の業績はコロナ禍前の水準にはまだ遠く及んでいないものの、利益が出る体制への回復が進んでいることがわかりました。

コロナ禍前の国際座席利用率は81%でしたが、現在は71%まで落ち込んでいます。一方、国内座席利用率も、コロナ禍前の74%から現在は65%へと低下しています。

このような状況下であっても、日本航空は利益を出す体制への回復に成功していることが分かります。今後の経済状況や新型コロナウイルスの感染状況によっては、さらなる回復が期待できるでしょう。

引き続き、日本航空の業績や市場状況に注目していきたいと思います。

Posted by gongonbutano