株主優待でスマホ通信料を安くする方法
家計の通信費に占める割合は、2017年総務省発表で支出の4.18%.
年間平均の通信費は122207円と発表されてます。
また、固定電話の通信費と移動電話の通信費では年々移動電話の通信費の割合が多くなってきています。
スマホ通信費は大手キャリアで平均8,000円
格安SIMで3,000円程度と言われています。
家計に占める割合の大きい通信費を出来るだけ抑えたい。
今回は株主優待で通信費を節約できる銘柄を紹介します。
大手キャリア3社で株主優待が使えるか。
結果から言うと、現在大手3社、ドコモ、ソフトバンク、auで通信費が安くできる株主優待はありませんでした。
ソフトバンクは通信費利用料金の割引の優待を実施してましたが、
株主への公平な還元をという観点から、2019年3月の優待を最後に廃止となり、
株式分割により実質配当は二倍となっています。
株主優待を目当てに株を保有されていた投資家も多かったと思います。
通信費を節約できる株主優待は一社だけ。
通信費を割り引いてくれる株主優待は1社だけでした。
その会社は、TOKAIホールディングス(3167)です。
LPガス、ケーブルテレビ、不動産、情報通信サービス、水宅配など様々な事業を手掛けている会社です。
その中で、格安モバイルサービスを提供している「LIBMO(リブモ)」があります。
この「LIBMO(リブモ)」の通信費が株主優待を使うことによって通信費を安くできます。
100株を持っていれば、月に350円の通信費を割り引いてくれるので家計にも助かります。
新規で契約しても、既に契約している場合でもこの優待は利用可能です。
2019年8月15日の株価をベースに算出した金額が下記の表になります。
株数 | 月に安くなる金額 | 年安くなる金額 | 利回り | 必要資金 |
100株 | 350円 | 4,400円 | 4.41% | 99,600円 |
300株 | 850円 | 10,200円 | 3.41% | 298,800円 |
5,000株 | 1,880円 | 22,560円 | 0.45% | 4,980,00円 |
さらに、配当金が2.83%受けられるので、100株では7.28%の利回りになり、優待銘柄としても高い利回りとなってます。
300株でも利回りは6.24%であり、余裕資金があれば300株保有でも有りなのかなとも思います。
通信費の優待を受けない場合は、クオカード、飲料水、食事券、グループポイントなど
他の優待が用意されています。
株主優待でちょっとだけ得する銘柄
U-mobileを提供しているUSENーNEXT HOLDINGS(9418)です。
新規で登録した場合の初期費用無料と5,000円キャッシュバックがあります。
USENーNEXT HOLDINGSは「U-NEXT」の動画配信サービスもやっていて、初期費用無料と90日間利用料無料の優待もあります。
100株以上の保有で優待を受けられます。
最後に
現在大手3社、ドコモ、ソフトバンク、auでの株主優待はなく、格安スマホの「LIBMO」のTOKAIホールディングス(3167)の一社のみ株主優待で通信費を安くすることができます。
「LIBMO」は安い料金料金体系になっており、さらに株主優待を併用することで、通信費を低く抑えることができます。
新たに、子供用にスマホを利用場合や、通信費を圧縮するために大手キャリアからの乗り換えする場合などに利用できればいいと思います。
また、「LIBMO」の通信費の優待以外でもクオカード、飲料水、食事券、グループポイントなどにも変えて使用することができるので、融通の利く株主優待銘柄です。
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