NYダウ過去の暴落について

コロナウイルスの影響で世界の相場が荒れています。
2020年3月16日NYダウでは、一時3,000ドルを超える最大の下げ幅を記録しました。
景気刺激対策として、FRB(米連邦準備制度理事会)は政策金利を実質0%に引き下げ、
米政府は米国民に総額1兆ドル(107兆円)を現金給付を検討してます。
対する日本政府は30兆円規模の緊急経済対策の検討に入っている。
現在株価が急激に下がっていますが、過去にも大きな暴落が起きています。
今回は、NYダウ有名どころの暴落について確認していきます。
有名どころ暴落

  1. 1929年 ウォール街大暴落
  2. 1987年 ブラックマンデー
  3. 2008年 サブプライムショック

1929年 ウォール街大暴落


1929年10月24日(木)に最初の暴落が発生します。
これをブラックサーズデーというらしい。
それから28日29日と決定的な暴落が発生し、その後一か月間株価は下がり続けた。
350ドルあった株価は1932年に40ドルまで下落し、350ドルまで回復するのは1954年となった。
回復するまで20年以上掛かった最悪パターンですね。

1987年 ブラックマンデー


1987年10月19日の月曜日 ニューヨーク株式市場で1日で508ドル(22.6%)下落。
全世界の株式市場に波及し、世界同時株安を引き起こした。
プログラム売買が株価の下落を加速させたとされています。
瞬発力が抜群のソリッドパンチタイプです。そのあと2年かけて株価は回復。

2008年 サブプライムショック


サブプライムローンの破綻による金融不安。2007年まではダウ平均株価が市場最高値を更新したが、サブプライムローンによる損失が明らかになり金融不安となる。
リーマンショックも一連の流れとなる。
1年半で株価半値まで下落し、回復まで3年を要したパターン。

現在の暴落中のチャート


2020年3月 コロナウイルスによる現在進行中のNYダウ暴落チャートですが、すでに25%下落しています。
なかなかの下げっぷりです。ブラックマンデーのようにすぐに立て直せればいいのですが、だらだらと下落していくようだと、長期戦になりますね。

日記,

Posted by gongonbutano