すかいらーくホールディングス(3197)は今は買いか?を検討してみた。

店舗数3000を超える巨大外食チェーンの「すかいらーくホールディングス」。

株主優待も大人気の銘柄でもある「すかいらーくホールディングス」は現在は買いかどうかについて検証していきます。

利回り等のデータは2019年11月の株価を使用しています。

優待は何がもらえるの?

すかいらーくグループの店舗で使える優待カードがもらえます。
株数による優待カード金額は下記です。

優待品
株数 6月末 12月末
100株以上 3,000円分 3,000円分
300株以上 9,000円分 11,000円分
500株以上 15,000円分 18,000円分
1.000株以上 33,000円分 36,000円分

店舗数は3,000店舗を超えており、全国で使えるメリットがあります。
利回りが良くても優待が使えなければ意味が無いですからね。
その点、すかいらーくHDは優秀です。

すかいらーくの利回りはどれくらい

重要な点です。すかいらーくHDの利回りはどうなのか?

株数 優待利回り 配当利回り 総合利回り
100株以上 2.76% 0.88% 3.64%
300株以上 3.07% 0.88% 3.95%
500株以上 3.03% 0.88% 3.91%
1.000株以上 3.17% 0.88% 4.05%

優待利回りは他の優待銘柄と違って、株数が多くなると利回りが良くなるようです。
たとえば100株で2.76%ですが1000株は3.17%になっています。
配当利回りは0.8%と高くありません。
100株の総合利回りで3.64%であり、正直言って利回りはそれほど良くはないです。

いくらで買えるの?

どれくらいのお金があれば買えるのか。

投資金額(円)
100株以上 217,500
300株以上 652,500
500株以上 1,087,500
1.000株以上 2,175,000

株価が上昇中です。
100株で21万円位です。

100株以上の優待の次は300株になります。

300株だとなんと65万円になってしまいます。

どんな会社?企業情報

すかいらーくホールディングス
レストラン「ガスト」が主力。そのほかにも店舗を展開中。

お店は、バーミヤン、ジョナサン、しゃぶ葉、夢庵、その他いろいろ

店舗数と売上げから見ていきましょう。


店舗数は順調に数を伸ばしています。
それに伴って売上げも右肩上がりです。

2014年から2018年まで、店舗数が6%増えて売上が7%上がっているので、売上増は店舗数を増やした結果とみていいでしょう。

それでは利益です。

2016年をピークに利益が下がっています。
増収増益にはなっていません。

想定した商品が売れなかった、人件費増加、株主優待券の発行費用などが利益減少の理由のようです。

PER(株価収益率)

PERの推移です。
利益は増ないで、株価が上昇している為、PERは割高に推移しています。
同業界との比較です。

  • すかいらーくHD 38.93倍
  • コロワイド 101.52倍
  • ゼンショー 35.52倍
  • マクドナルド 40.96倍
  • 幸楽苑  28.51倍

外食関連の銘柄は全体的に割高な数値になっていますが、すかいらーくホールディングスは業界内で比較する限りは平均的な水準です。

最近のチャート

直近では株価が上昇中です。
権利確定日までの上昇かなの?

上場来高値を更新中なので、買いにくい展開です。

コメント検証結果

すかいらーくは買いか?について。
自分の勝手な感覚ではありますが、今の株価では買おうとは思いませんでした。
その理由として、

  • 利回りが低い。
  • 上場来高値で株価が上昇している。
  • 利益が下がっている

の三点です。

すかいらーくHDは非常に人気のある優待銘柄です。

12月末の優待取りに買いが入っている可能性があります。

現在12月末を前に株価が急上昇しています。

権利落ち日に2%程度の下落で済めばいいのですが、大きく下落してしまう可能性が高いです。

それでは、どれくらいの株価なら買うかを考えると、1800円位まで下がったら買うかなという感じです。

12月末日の権利確定はスルーをして、来年の6月末日の権利確定月までに株価が下がったところで、購入する計画を考えます。

最後に投資は自己責任にてお願いしますね。