パーク24長期的視点で買い時か?今後期待できるカーシェアリング事業

長期的な目線でパーク24は買いなのかを検討してみたいと思います。
カーシェアリングがここ最近注目されていますが、パーク24ではカーシェアリング事業をいち早く手掛けており、利益を拡大させているようなんです。
データを掻い摘んで見ていきます。

カーシェアリングが注目されている

交易財団法人エコロジー・モビリティ財団のデータによると、2019年日本でのカーシェアリングの車両台数は34,984台(同19.8%増)、会員数は1,626,618人(同23.2%増)と、引き続き増加するとともに、会員数は160万人を超えました。とのこと。
急速にカーシェアリングが普及しているのが分かります。
今後もこの流れは変わらないと思われます。
車と駐車場、維持費などを負担するよりは、カーシェアリングを利用したほうが費用は抑えられますし、昔のように車を持つステータスも無くなってきてますからね。

公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団による2019年3月の調査

パーク24カーシェア事業

パーク24ではカーシェア事業を早くから行っていたようです。
カーシェアの売り上げと営業利益

売上は右肩上がりで2018年では売上が700億円に達している。
利益率も若干上がっているようだ。

パーク24事業割合

カーシェアリング事業の現在の割合は全体の25%を占めている。

海外駐車場事業は子会社化により売上計上。
国内駐車場事業、カーシェア事業ともに売り上げが増えている。

今後の展開予想

ここからは自分の勝手な予測です。
国内の自動車の販売台数は高齢化と人口減少のため減り、駐車場事業は低迷する。
車の維持費削減の為にカーシェアリングを利用者は増え続け、さらに自動運転の車が普及し、今まで車を運転しない層もカーシェアリングを利用するようになる。
結果、駐車場事業低迷以上にカーシェアリング事業が成長する。

現在の株価状況

3,500円を二度付けて調整中。現在は2,500円程度にある。

PER推移

2010年は17倍で現在は30倍になっている。
割安感はない。

配当と優待

2019年11月のデータを使用。
年間配当1株70円
配当利回り 2.75%
株主優待はタイムズとタイムズレンタカーで使えるサービス券がもらえる。

株数 優待券の金額
100株以上 2,000円分
1.000株以上 5,000円分
5.000株以上 10,000円分

総合り利回りは100株で3.53%
優待利回りは0.78%で低く優待目的での購入は考えなくてよいと思う。

株数 優待利回り 配当利回り 総合利回り
100株 0.78% 2.75% 3.53%
1.000株 0.20% 2.75% 2.95%
5.000株 0.08% 2.75% 2.83%

まとめ

カーシェアリングを利用する人は今後も増え続ける。
パーク24ではすでにカーシェアリングが事業として成り立っている。
株価が高いかどうかは不明だが、急激な上昇もなくバブル的な要素はなさそう。
相場全体に引っ張られ下落する可能性もあり。
優待と配当は普通。
今後のカーシェアリング事業に期待。
タイミングを見て、まずは打診で購入していく予定。