金運を求めて神頼みの旅 金華山 昔話(1)

2019年10月24日


金運アップを求めて、神頼みのため旅にでた昔の話です。日帰りですけど。
2011年の大震災が起こる前のいつの年かわからないときです。

あの頃の私はまだ独身で(だったかな?)賭け事が大好きな人間でした。
特にパチンコやスロットを好んでやっていた時期です。
会社帰りにホールに行って閉店までいる。
その後に外食をする人間失格の毎日です。

ギャンブルは勝ったり負けたりを繰り返しますが、ある時期、勝てない期間が異常に長かったことがあります。
おまけに株でも大損をくらいFXでも一撃で資産をなくしたりと、散々な思いをしてました。

そこで考えたのが、神頼み。

パチは期待値というのがありますが、そのころは大幅に悪い方向に乖離してました。

もう神様にお願いするしかない。

ネットで調べたところ、宮城県石巻の金華山が金運に良いらしいということがわかりました。

しかし金華山に行くのが大変です。
金華山は島で、船に乗らないといけないし船着場まで車で4時間もかかる。
ただの山かと思ったら島だったとは・・。

そのときは金運がかかっているので行くことにしました。

早速、友人を誘います。
やはり一人で行くのはさびしいし、つまらない。
それにその友人はパチ仲間でもあるので、一緒に金運をアップされることが出来ます。
一石二鳥です。
車も出してくれました。自分の持っている車は軽自動車で長期運転は、はっきり言って疲れます。
友人の車は、普通の乗用車なので軽よりは疲労感は少ないはずです。

往復で10時間以上がかかると思い、朝の7時に待ち合わせをしました。
しかし、友人は朝がとっても苦手なんです。しかし、そんなことはお構いなしです。
なんせ金運がアップしますから。

良くも悪くもない天気だった気がします。
松島の海岸を通って金華山の船着場を目指します。
たまに見える青空と太陽で輝く海が綺麗でよいドライブでした。


写真みたら思いっきり青空でした。

友人の車にはナビゲーションが付いていたので、ナビ頼みで走ります。
当時はCD読み込み方式だったと思います。
機能もさほど良くなく、現在地がいきなりずれて海の上を走ったりします。
リアス式海岸なのでカーブが多く車酔いがひどくなりそうなときに船着場に到着しました。

金華山は観光地なので船着き場にはそこそこ人がいました。
船は中型船が1艙とボートのような小さい船が何隻が停泊してました。
ボートは個人営業で観光客を金華山へ連れて行ってくれるようでしたが、怪しさいっぱいだったので辞めておきました。
中型船は金華山へ行くための船で時刻表が提示されていたので、とりあえずは時間までに待つことにしました。

付近にはお土産屋さんがあったような気がします。


簡易的なビーチパラソル付の椅子が結構な数設置されています。
しかし誰も座ってません。
友人とその椅子に座って待っていると、どこから湧いて出てきたのか知らないおっちゃんが友人に話掛けています。
そのおっちゃんは中肉中背の白髪交じりで眼鏡を掛けていました。
見た目は普通ですが、話している内容が今一つ自分には訳が分かりませんでした。
「あそこのスーパーホテルは結構いいよ」とか?
なんでそんな話題を話すんだ?
さすがに異常さを感じ取った我々は席を立ち逃げるように桟橋の方へ行きました。
友人に怪しいおっちゃんのこと聞いたところ、やつはホモだそうです。
男二人で行動していたので、ホモ仲間と勘違いされたようですが、ホモではありません。

この後は船に乗る話です。暇があったら続きを書きます。
話のオチはありません。

金運を求めて神頼みの旅 金華山 昔話(2)につづく