いきなりステーキの(株)ペッパーフードサービス(3053)の株主優待内容と利回り,今後はどうなる?

2020年1月14日

いきなりステーキの不振で世間を騒がせているペッパーフードサービスですが、今後の展開が気になるところ。
株主優待内容と利回り、業績の推移などを紹介します。

優待は何がもらえるの?

お食事券(500円券)と300株以上では自社販売商品がもらえます。
お食事券の使える店舗一覧

  • ペッパーランチ
  • 炭焼きステーキ・肉
  • こだわりとんかつ・かつき亭
  • 炭火ハンバーグ・にく
  • 92’s-ニクズ-
  • 東京634バーグ
  • 牛タン仙台なとり
  • いきなりステーキ

支払い時に優待券を出すことによって使用できます。
優待券の使用でお釣りは出ないので注意が必要です。
一度に何枚でも使用可能なのがうれしいですね。
株数毎の優待内容(年に2回貰えます。)

株数 お食事券 自社販売商品
100株以上 1,000円分
300株以上 3,000円分 1セット
1,500株以上 6,000円分 2セット
3,000株以上 9,000円分 3セット

利回りはどれくらい

利回りですが、100株の総合利回りで2.78%。
経営状態が急激に悪化しているので、今後まともに配当がされるかは不明です。

株数 優待利回り 配当利回り 総合利回り
100株 1.59% 1.19% 2.78%
300株 1.59% 1.19% 2.78%
1,500株 0.64% 1.19% 1.83%
3,000株 0.48% 1.19% 1.67%

いくらで買えるの?

2019年12月末時点の購入金額は下記のようになります。
ずいぶん株価下落し、100株で12万円程度で買えるようになりました。

100株 125,900円
300株 377,700円
1,500株 1,888,500円
3,000株 3,777,000円

どんな会社?企業情報

(株)ペッパーフードサービス
コード:3053
ステーキ店を展開。ペッパーランチ、いきなりステーキが主軸。
いきなりステーキでは急激な店舗展開により、自社店舗同士の競合が発生し売上高が減少。
退店により特別損失発生中。

売上高と利益

いきなりステーキの展開により売上高と利益を出してきましたが、売上が上がらず、退店費用などで特別損失発生。
私の家の近くにも1年前に「いきなりステーキ」が2店舗開店しましたが、早くも退店となるようです。
2019年12月期は会社予想値です。


株価推移

8,000円の天井を付けて、現在1,200円位。
大赤字でPBRも21倍と割り高、どこまで下がるか底が見えない状況かな。

コメント

優待品はペッパーフードサービス店舗で使えるお食事券と300株以上は自社製品もある。
総合利回りは2.78%であまり高くなく、経営不振となっているので、魅力はないですね。
家の近くの「いきなりステーキ」が開店したころは、興味本位で店に行く人がそれなりにいましたが、リピーターは少なかったようです。
いきなりステーキ489店舗中、47店舗を退店として1,685百万円を特別損失を計上するらしいのですが、退店店舗がさらに増えるのではと予想します。
残念ながら「いきなりステーキ」の動向を確認してからでないと投資の対象にはならなそうです。
投資は自己責任でお願いします。
株主優待の利回り一覧表はこちらです。